2014年07月14日

自作詞ライナーノーツ#22 「I (Don't) Wanna Die」

気力が残っているうちに早めの更新を…w


ということで、今回はこちらの曲のライナーノーツを。


[ニコニコ動画]


[YouTube]


[ピアプロ]

I (Don't) Wanna Die powered by ピアプロ

[歌詞]
http://piapro.jp/content/mejvxrxsdv0of7fr


nocchi1031氏(パレットP)とのコラボ8作目です。



今回も、特にテーマやイメージの指定はなし。
さっそくオケを落として聴いてみたのですが、

…イントロからいきなりのゴリゴリしたギターに、度肝を抜かれましたw
nocchiさんの曲の中でもハードチューンとして知られる
「Schuwartz」や「Emptiness」よりもさらにハードな印象の強い楽曲に、
一発でハートをわしづかみされました。


3周ぐらいで譜割おこしも完了し、歌詞のイメージを検討開始。
手持ちのタイトルの中から、これは合いそうだなーというのを2つほどチョイスし、
ぼつぼつと書き始めてみたものの、
…思ったよりフレーズが湧いてこずorz


そんなこんなで「これはどうかなー…」と思いながら、
3つめの候補タイトルとしてあてがったのが、
今回のタイトルである「I (Don't) Wanna Die」でした。




すべての人間に、唯一平等に訪れるもの、──「死」
そして、その前提となる「生」

それが、今回の詞のテーマです。



…ぶっちゃけな話、いくつになっても死ぬのは怖いです。

今こうして見ているもの、触れているもの、
大切な家族や友達、楽しい瞬間の数々、

それらがすべて永遠に失われてしまう。

真夜中、ベッドに寝転がってる時に、ふとそんなことを想像して
心臓が締めつけられそうに苦しくなって、眠れなくなることもあります。


  眺めているだけの風景が
  終わる日のことを 思い描いては 震えてる


  生きる行為に しがみつくだけで
  何ひとつ 解らぬまま



だけど、人は永遠に生きることなどできない。
むしろ、自分以外のすべての生命が消え失せた
「ひとりきりの世界」なんて、死ぬ以上に怖い世界でしかない。
そんな世界で生きたくない。

だから、いずれは「その時」を受け入れなければならないわけだけれど、
それならば、どんな風に生き、どんな風に死んでいけばいいのか。



遥か昔に読んだ詩に、こんな一節がありました。



  僕は死ぬ為に生きている
  檻の中で死ぬためじゃない
  自分で人生を開拓し
  後悔せずに死ぬ為に
  生きる




この歌詞を書き始めるにあたり、この詩が脳裏に浮かんできて、



  I wanna Live 願うなら
  ただ流されてくのではなく
  I wanna Die そう言える
  悔やむことのない日々を そのときまで


  生きる意味はたぶん 死ぬときに
  初めて解るものでしょう
  燃やすべきは いつの日か消える
  ただひとつだけのいのち


  この瞳が閉じる その瞬間に
  微笑っていられるように


  限りある人生を…



…そして真っ先にタイプしたのが、上記の一連のフレーズでした。



  心臓がその鼓動を止めるとき、一瞬でも我が人生を振り返って
  「あぁ、いい人生だったな」
  と、こころの底から思えるような。


  そんな人生を送れたなら、
  たぶん死ぬことも怖くなくなるんじゃないだろうか。


  そして、何のために・誰のために生まれ、
  そして生きてきたのか。
  それもきっと、最後に振り返った瞬間に知ることができるのではないか──




このフレーズを書きあげながら、そんなことを考えていました。

タイトルにおいて、「Don't」だけをわざわざカッコで括ったのにも、
実はそういう意味合いがこもっています。



これから、(よほどのことがない限り)少なくともあと30年〜40年は
続くであろう人生を歩みながら、
どこまでこの歌詞の心持ちに近づいていくことができるか。
そう考えながら、今日もまた日々を過ごしています。


たぶんこの歌詞は、これからの自分にとっての指針というか、
いつかたどり着くべきマイルストーンのような歌詞になるのかもしれません。




 
posted by mak.kanz@wa at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ライナーノーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする