2012年12月31日

自作詞ライナーノーツ#19 「あした」

年内にはもう1回ぐらい更新しておきたいなー、と思い、
時間を搾り出して記事を書くw



ということで、2012年最後の記事は、この曲のライナーノーツです。


[ニコニコ動画]


[ピアプロ]

あした powered by ピアプロ

[歌詞]
http://piapro.jp/content/w0p06kon7rc5raio


ゴゼン氏との(現在のところ唯一の)コラボ曲です。



2008年の12月、ゴゼン氏がピアプロで歌詞募集をかけているのが、
たまたま目にとまりました。
(歌詞募集時のURL: http://piapro.jp/content/x9svybfuh3a80j78

当時は、新着音源のチェック頻度が少々下がり始めていたタイミングで
(それでも今よりは高頻度でチェックしていましたが…)、
まさに偶然のタイミングで目にとまった曲でした。


早速ダウンロードし、譜割おこしを兼ねての聴きこみ開始。

ゴゼン氏いわく

> イメージ等はお任せします。
> 音に自分のイメージを込めたつもりです。

とのことだったので、
譜割おこしを兼ねて何度もオケを聴き込み、
ゴゼン氏が曲に託したイメージをつかもうとしました。



そのメロディラインから俺が感じたのは「優しさと前向きさ」。
きっとゴゼン氏は、そういうイメージをこの曲に込めたのだろう、と解釈して、
「ならばこっちも、そのイメージにフィットする詞を書こう」と、
ストックしていたタイトル案から、今回の「あした」というフレーズをチョイスしました。


そして最初に浮かんだフレーズが、


  きのうはきのう 今日は今日で 過ぎた時間は変わらなくて
  後悔ばかり増えるけれど それでも


   :

  あしたはあした 今日とすべてが同じわけじゃないから
  どんな小さなことも また始めればいいと教えてくれた



…の4行です。



  つまずいたり、ヘタ打ったり、余計なこと言ったり…
  いろんなことがあるけれど、起きたできごとは消せないから、
  昨日は昨日、今日は今日として生きるしかない。
  でも、どんなことがあっても、あしたという日は今日とはまた別の日としてやってくる。
  だから、そんな「あした」を精いっぱい生きていこうよ──




という想いを、それらのフレーズに託してみました。



若干後ろ向きっぽい「私」は、ちょっとしたことで落ち込んだりする自分の姿。
そして、そんな「私」を励ましてくれる「きみ」は、
そんな風になりたいという自分の理想。

どちらも、俺自身の気持ちを投影したつもりです。


そのイメージは、
ゴゼン氏が描いていたものにどうやらいちばん近かったようで、
歌詞を採用していただけました。

もともと、歌詞募集曲での採用実績が非常に少ないので、
単純に採用されたということ自体がもちろん喜びではあるのですが、
俺にとっては、MEIKOを使用した楽曲への歌詞提供は
これが初だったということもあり、その意味でも嬉しかったです。



歌詞投稿が可能になった2007年12月末以降、現在に至るまで、
ピアプロは慢性的に「歌詞書き供給過剰」状態が続いています。
そのため、ひとつ「歌詞募集」タグのついた曲がアップされれば、
ものすごい勢いでエントリーが殺到するという状況が、この当時からありました。

この曲も例に漏れず、全14作品という歌詞応募がありました。
エントリーした作詞家さんの中には、俺よりも優れた歌詞センスを持つ人が
多数いらっしゃったので、正直「厳しいだろうなー」と思っていた部分はありました。
そのため、採用のメッセージをゴゼン氏からいただいた時は、嬉しさと同時に、
若干意外な気持ちと、安堵の気持ちがないまぜになった感情を持ちましたw



ニコ動で見ると、歌詞に対する好評価コメントもいくつかいただいているようで、
歌詞書きとしては冥利に尽きるというか、僥倖の極みというか。

また、他のボカロやUTAUでのカバーバージョンがいくつかアップされているのを知り、
それだけ愛される曲に携われたということを、今は非常に嬉しく思っています。



そしてこの曲ですが、本日(2012/12/30)放送された
NHKラジオ第1『エレうた!』でオンエアしていただきました!

今回のテーマは「あした」ということで、
そのものズバリなタイトルのこの曲がリクエストされた…ということなのでしょうが、
…正直、まさかいきなり1曲目でかかるとは思ってもいませんでしたwww

それと、歌詞の


  今できること それは 今しかできない何か 始めることさ


のフレーズをが心に響いた…というのも、俺としては意外というか。
その部分を評価してもらえるとは思っていなかったので、驚きにも似た感情を持ちましたw


何にせよ、リクエストしてくださった方には、心から感謝したいと思います。




「あした」という日がどんな日になるかは、きっと誰にも判らない。
でも、きっと今日よりは少しいい日になるはずだし、そうしてみせる、

…そんな気持ちで聴いていただければ嬉しいです。



 


PS:KarenTからの配信アルバム『15 a.m.』にも、本作が収録されています。
   よろしければぜひ。
   http://karent.jp/album/22

 
posted by mak.kanz@wa at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ライナーノーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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